駄菓子屋いろいろ
駄菓子屋いろいろ
2022年8月20日
左のソーダ風船ガムでは黄色の奇妙な差し棒(実は中が空洞になっている)が「みそ」なんですね。これを刺すと、箱の中の球形のガムボール(どぎつい色がコーティングされている)が取れてくる。私はオレンジ味が好きだった。
その右側の「とんがりいか」と称するのはイカの甘露煮です。往時はこんな大型の瓶ではなく、ビニールの小袋に3〜4個、小分けされて5円だった。甘味料がチクロの時代のイカが絶妙に美味しく、これが好きでした。チクロが禁止されてからは、甘みが微妙となり、あまり食べなくなりました。
右から二番目のフルーツ引というのは三角形(三角錐?)の硬いアメに糸がついていて、そのアメの大きさが何段階かあります。反対側に糸がまとめられており、5円で一本引けます。糸を選んで引くとアメが動きます。大きなものが当たると大喜びとなるわけです。表面がザラメでコーティングされているのが、なんか懐かしい舌触りでした。
右端はオレンジの小球のガム。一箱5円で中には4〜5個入っていました。
ほんの数年で、これらの商品構成は微妙に変わっていくようで、小学校の学年が違うと、思い出話に微妙な違いが出てくるようです。また下段の写真は、今売られている駄菓子であり、私の幼少の頃の記憶とは微妙に違います。
お次は、昔なつかし火薬・鉄砲系です。
銀玉鉄砲に2B弾、爆竹にかんしゃく玉です。これを使って何をしていたんでしょうか、私達は。
忍者ごっこ、銃撃戦なんかはやりました。また2B弾でアリの巣を攻撃したり、爆竹でロケットを作って飛ばしていました。二段式ロケットを作って発射したら、小川の向こうの二階の窓の中に飛び込んで、肝を冷やした覚えがあります。私達の子供のころは、おとなもうるさく言わなかったのでしょうね。いまなら交番に呼ばれるくらいの「犯罪行為」になるのでしょうか?
駄菓子屋の商品ケース
こんなのも懐かしいです。
最後に空を飛ぶ秘密兵器
ヘリコプター、ジャンプ弾(という名前を今日初めて知りました)、ロケット花火です。こうやってみると、子供の頃は随分奔放な遊び遠具で、みんなと競い合っていたんですね。ジャンプ弾は玉を装着して、空に投げあげます。落下モードから地面に先端がぶつかると爆発(?)する仕掛けです。ジャンプ弾の玉を見て思い出しましたが、この玉を使い、銀玉鉄砲とは違うタイプの鉄砲でみんなで撃ち合いをしていました。
多少の怪我は当たり前の時代です。